実施企業様 : 社会福祉法人青山里会
業種 : サービス業
企業規模 : 約1050名
導入規模 / 対象者 : リーダークラス
期間 : 2時間
支援内容 : 1.ゲーム「あなたの選択」
2.あなたの選択の源泉
*四日市市ワークスタイルイノベーション推進事業

背景・概要

社会福祉法人青山里会様は、10拠点50事業を展開し、従業員数も1000人を超える、事業規模・従業員数ともに全国でもトップクラスの社会福祉法人です。設立から40年以上もの間、地域の皆さまに真に必要なサービスを作り出されてきた歴史があります。
社会福祉法人青山里会様では、現場のサービスの質や求心力を高めるためのリーダーの役割が重要になっているということで、リーダー向けの研修を実施することとなりました。
今回は、リーダーとして働く職員が、一年後にはリーダーとしてやるべきことがわかり、前向きに業務を進められるようになる必要性から、リーダー自身が何を基準として「選択しているか」についてや、外的要因に影響されない「内発的動機」の高め方、傾聴スキルの再確認などを行うことにしました。

受講前と受講後の変化、感想(一部抜粋)

  • 研修を受ける前までは、自分の想いや業務のことなどを伝えることを押しつけてばかりいたように思いました。これからは、どうしてなのかという相手の声にも耳を傾けて対応しようと思いました。押し付けることをやめ、一生懸命聞くことをやってみようと思います。
  • 人の欲求にはいろいろあって、自分と同じではないということを知った。自分では満足していても、人によっては満足していないこともあるなと思った。
  • 相手の話を聴くことの大切さや、相手が話しやすいように話を振ることの大切さを知ったので、実践していきたいと思います。
  • なぜ今この選択をしたのか、という理由から自分の本心に気づけるということを学んだ。周りの仲間が内面ではどんなふうに思っているのか、心の声に耳を傾けるようにしたい。
  • なんであの人はこうなんだ、なんでやらないんだ!の様なことを思うことが今までは多々ありました。「相手は変えられない」とわかっているのに変えたいと思ってしまっていました。当たり前のことができていなかったからなんだなと思いました。相手を変えることは無理なので、相手の選択理由を聴くところから始めます。自分が変わる!
  • 自分の気持ちが、「常に相手と同じ気持ちではない」ということが分かりました。
  • 研修に参加する前は難しそうだと思っていましたが、実際に研修を受けて大変勉強になりました。
  • ゲーム感のある研修、とてもよかったです。自身も研修をすることがあるので同じようにしたいです。

菅生の感想

常に自分も相手も選択していること、それを聴くことの大切さを理解いただきました。
リーダーとして人との関わりは非常に重要ですが、その中でも、基本となる選択理論について学んでいただきました。
それぞれが選択していることを心に留め置くことで関係性は非常によくなります。
特に、社会福祉系職場は、関係性が働きやすさに大きく営業する業種なので、今後の働きやすさにつながることを期待します。

*ご参加いただいた方々の価値観が似通っていることで離職防止策が見えました。
研修終了後、事務局の方には、研修の中から見えてきた、離職防止の対策をお伝えしました。研修参加者の皆様の成長と、組織の継続・成長(社員マネジメントご担当者様)のどちらにも有意義な研修となりました。

■2024年2月24日 四日市市ワークスタイルイノベーション推進事業にて実施

MAGAZINE
メールマガジン 好評配信中