実施企業様 : | ワコン株式会社 |
業種 : | 物流製造業 |
企業規模 : | 100名~ |
導入規模 / 対象者 : | 当初2職場→全社へ |
支援内容 : |
・経営者相談10カ月間 ・チームビルディングスタート6か月間 ・個別コーチング(プロジェクトリーダー)サポート(8か月間) ・組織診断ソコアゲ実施(支援実施Before/After) ・効き脳診断 ・1on1導入 |
概要
事業・売上は拡大しているが、組織としては事業規模に追いついていないため、人材が育たない、生産性があがらない、離職率が高まっている状態。
そこでまずは戦略的に、組織の要の役割を担う「管理職の教育」に焦点をあて、組織全体の生産性をあげるために「管理職の指導力アップ」を行う。
管理職が部下育成の重要性を理解し実践できるようになり、離職率の低下、生産性の向上が実現。
背景
- 社員が増加し、会社は成長し続けているが、チームの一体感がなく、それぞれのベクトルがバラバラで離職が増えている状況。
- 会社の人や風土の部分がおざなり(または煩雑化)となり、自社研修や外部研修でも改善が見られない
- 人(人間関係なども)、風土は、リーダーが舵を取っても変わらない。
期待
- バラバラになっているチームを1つにしたい!
- チームリーダーの成長と、チームワーク力を高め喜怒哀楽を共有できるような組織にしたい。
- 会社の風土(他者に無関心等)を改善したい。
支援内容
- 経営者相談10カ月間
- チームビルディングスタート6か月間
- 個別コーチング(プロジェクトリーダー)サポート(8か月間)
- 組織診断ソコアゲ実施(支援実施Before/After)
- 効き脳診断
- 1on1導入
効果
- 事務チーム
「チーム内のコミュニケーション(会話)が活性化し、非常に良い雰囲気になった!」
「チームリーダーのマネジメント力がアップして、しっかり機能するチームに大きく成長!」
「生産性(キャパシティ)の向上を実現!」 - 営業チーム
「チームビルディング導入チームのみ、前年比110%超の売上の成果」
「3チームを1つの組織にまとめてチームビルディングを実施し、チーム間の垣根を超えた交流が生まれ、非常に良い雰囲気になった。」
「営業は個人プレイになりがちだが、個々の方法や知識を棚卸してシェアすることで、標準化され、営業チームのビジョンや枠組みができた!」 - 会社全体
会議支援、社員のメンタルキャリアサポート、サクセッションプランなど、様々な人事面のフォローなど
社外コンサルタントである強みが発揮され、社内では相談できない悩みを社員が信頼して安心して相談できる場所を提供。
組織診断ソコアゲ、効き脳診断を通して、個々の能力やスキルを活かした組織に成長
具体的な効果例)離職しようか悩む社員が、離職しなくても済むようになる環境づくりが可能に。
次期管理職候補の選定がスムーズに。
会議の質の向上(活性化、意思決定のスピードをあげる、決定を確実に実行し成果を上げる等)
今後の取り組み
1on1面談の導入支援コンサルティング
インタビュー
ワコン株式会社:代表取締役 西田 耕平様
(営業チームのチームビルディングリーダーの声:前垣 安秀様)
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「チームビルディング」を導入するきっかけを教えてください
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会社は成長し続けて社員が増加しても、チームの一体感がなく、それぞれのベクトルがバラバラで離職が増えている状況でした。
会社の人や風土の部分がおざなり(または煩雑化)となり、自社研修や外部支援でもうまくいかず限界を感じていたんです。チームの一体感がないというのは、例えば、会社からの目標設定をチームへ、そこから一人一人へ目標設定をブレークダウンしているが、自分以外の進捗に無関心な(興味がないような)状況でした。
具体的には、Aが目標を達成して喜びを共有したくても、Bは無関心なので、Aは頑張る気力がダウンする等モチベーションの低下が見受けられました。
そのため、会社としてチームワークを高めて、喜怒哀楽を共にできるような、相手に関心を持てる組織を作りたいと思いました。
会社が成長し社員が増加すると、今以上に人や風土の部分(ソフト面)がおざなりになる景色が広がりました。
会社のハード面(商品、資金繰り、投資等フレームワーク)は問題なくても、ソフト面(人や風土、制度など)は、取り組みが難しいと感じていました。
まずはリーダーの育成が必要だと感じ、自社内、または外部に依頼してリーダー研修を実施しましたが、改善されず限界を感じていたんです。
そんな時、AWESOME EYEではリーダー育成だけでなく、チーム構成員に直接働きかけることができるチームビルディングに興味を持ちました。
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6ヶ月のコンサルティング(チームビルディング)を終えて、どのような効果が得られましたか?
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■事務チーム
(ワコン株式会社:代表取締役 西田 耕平様)「チーム内のコミュニケーションが活性化し、非常に良い雰囲気になった!」
「チームリーダーがマネジメント力が向上し、しっかり機能するチームに大きく成長!」
「生産性(キャパシティ)の向上を実現!」チームビルディングを実施したら、ものすごく良い雰囲気になりましたね。会話が活性化されて、笑いもあります。
以前は、例えるなら「北極か南極か」というような雰囲気でしたが、今は「やっと日本に帰ってきた」と思えるように、しっかり会話があるんです。
そして、リーダーのマネジメント力が向上し、チームがしっかり機能するようになり、成長に感心しています。
(自分の殻を破り、囲いがなくなり、壁も低くなりました。)
また、チームメンバーは、会議の際に自分の役割を認識して、書記やその他の役など積極的に手を挙げるんですよね。
今は、チームに対して通常業務に加えて、新規業務を増やしましたが、難なくこなしてくれています。
明らかに生産性(キャパシティ)が向上しています。生産性が向上した理由とは?
例えば、チーム内で自分が困った時に誰か助けてくれると思えないと、新しい仕事を増やしても逃げてしまうと思うんです。
今は、困っても誰か助けてくれると思えるからこそ、新しい仕事にも挑戦しようと思える環境が出来ているからだと思います。
■営業チーム
(営業チームリーダー:前垣 安秀様)「チームビルディング導入チームのみ、前年比110%超の売上の成果」
「チーム間の交流がない3チームを1つの組織に!チーム間の垣根を超えた交流が生まれ、非常に良い雰囲気になった。」
「営業は個人プレイになりがちだが、個々の方法や知識を棚卸してシェアすることで標準化され、営業チームとしての目指していきたいビジョン(枠組み)が明確化された!」元々、チームビルディングを導入した営業チームは、3チームに分かれていて各々のチーム間は全く交流がありませんでした。
その3チームを1つの組織にまとめてチームビルディングを実施していく、その上、課長でない自分がチームビルディングのリーダーをしていくのは、重たい任務だと感じました。
しかし、一社員として、チーム間の繋がりがないのは問題だと感じていたので、会社の組織の将来像を考えると、「やるしかない」とモチベーションを上げて取り組みました。リーダーを成し遂げる事ができた理由は?
チームリーダーとして、プロジェクトの役割分担について(仕事の割り振りや、任せる範囲など)、とても悩みました。
また、うまくできるかという不安と共に、「課長でない自分がリーダーとして、仕切らなければいけない」という葛藤がありました。
その中で、並行して菅生さんに個別コーチングをしていただき、相談しながら、自分の考えから答えをだしていけたのが良かったと思います。
メンバーと向き合う事や、自分自身と向き合い、今まで見えていなかった景色、例えばメンバーを尊重したり、個性を生かす視点はありましたが、自分自身を客観的に見る視点を持てるようなったのも、良かったです。
また、チームビルディングは、自分自身の力だけではなく、チームメンバーみんなの協力があったからこそだと感じています。大きな成果!
チームビルディングを終えて、まずチームビルディングを導入したチームのみ、売上がものすごくあがり、前年比110%を超えました。
私たちのチームと、チームビルディングを実施していないチームとの差が、明らかになりました。
今までは、各々のチームの中だけの視点でした。しかし、1つの組織になり交流を通して、利き脳診断を実施する事で、相手の考えていること等、他者を受け入れる風潮が課全体にできた事が、大きな成果だと思います。
また、新人教育や、営業(情報や業務)の棚卸作業を行い、知識、経験、方法など、自分しか知らない見えていなかったものをシェアして、(共有)標準化する事ができました。
営業チームとして、これから目指していきたいビジョンが明確化されたので、これからは、更に個人力を上げながら、それぞれが共有して刺激し合いながら、全体的な組織の向上をしていきたいと思っています。営業にとってチームビルディングは必要?
(ワコン株式会社:代表取締役 西田 耕平様)
営業は、一見一匹狼の集まりです。しかし、一人で耐えられない時に、励まし合える関係力が必要だと思います。
チームビルディングは、その組織の土台(環境)を作れると思います。
(営業チームリーダー:前垣 安秀様)
営業は、チームよりもお客様相手なので、個人の戦いだと思っていました。しかし、個人でできる範囲には、限界があります。
チームビルディングを通して、コミュニケーションが活性化され、チームメンバーの知識や方法等を共有し、相手の良い所を盗み、プラスになる事がたくさんありました。
また、チームビルディングを半年間実施してみて、「みんなで作り上げていくものだ」と痛感した。
そういう意味では、個人としてもステージが上がり、チームとしてもステージがあがる。
私たち営業は、組織として強くなり、売り上げがあがれば、それだけお客様のお役に立てている事になるので、チームビルディングは必要だと思います。
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他社ではなく、AWESOME EYEを選ばれた理由は?
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「自社研修では限界があり、今までは外部へ委託しても改善がありませんでした。
AWESOME EYEでは、『今まで解決できない問題を解決する(改善する)』提案がありました!」
弊社は、人や風土の問題、リーダーの育成など、ソフト面での課題を感じていました。
自社内でリーダーの育成研修も実施しましたが、自社内では限界があり、外部に委託しましたが、改善されなかったんです。
リーダーがたとえ成長しても、人(人間関係)や、風土の部分は、変わらないとも感じていました。
そんな時、AWESOME EYEからは、リーダー育成だけでなく、チーム構成員に直接働きかけることができる提案をいただいたのが決め手でした。
また、チームビルディングに興味をもっていましたが、まずは組織診断ソコアゲで、社内のボトルネックを明らかにしたのも良かったですね。
メンバーのベクトルがバラバラである事に気づいていましたが、結果はチームの一体感がなくバラバラで、離職が増えている状態でした。
また、ハラスメントのような事も起こっている事態もありました。
また、組織診断ソコアゲの結果から、チームビルディングや、1on1が有効だと分かり、チームビルディングを実施し成果が大きく出ました。
現在は、1on1に取り組んでいますが、やはりコミュニケーションが大切なのだと実感しています。
コミュニケーションがうまくいかない事が原因で、組織に一体感がなくなり、離職が増えるような事が起こるのだなと思いました。
1on1を取り組みながら、人の育成には時間がかかり、目に見える変化はすぐには出ない、しかし大切な事だからじっくり取り組んでいきたいと思っています。
このように、AWESOME EYEさんへ、リーダーの育成や、会社の風土のことをきっかけに、外部支援をお願いしましたが、リーダーも育ち、チームの活性化も進んだ。
弊社にとって、AWESOME EYEさんは、困った時に外部から寄り添ってくれるような、まさに駆け込み寺のような存在です。
ワコン株式会社