昨日は、某自治体様での管理職対象問題解決力研修でした。
9か月間にわたり、受講者の実務上の問題解決支援をしながら、問題解決力をあげる取り組みです。
今7か月目。
受講者の皆様の成長著しく、非常に頼もしく感じました。
かなり上から目線で申し訳ないのですが、講師という立場ということでご容赦ください。
そこで今日は、問題解決を行う中で、ここだけは外せないポイントをお伝えしたいと思います。
問題解決で絶対外せないポイント
それは、、、
意思決定です。
問題解決は意思決定の連続です。
問題をどのように捉えるか、
どんな問題に取り組むか、
今の現状をどのように捉えるか、
あるべき姿をどう捉えるか、
いつの時点のあるべき姿を語るのか、
そもそもどんなデータを扱うのか、
どのようにデータを取るのか、
データをどの範囲で集めるのか、などなど、
言い出せばまだまだキリがないくらい、問題解決はあらゆる場面が意思決定であり、意思決定の連続です。
意思決定をさせるのが問題解決フレームです。
意思決定をしなければ問題解決は前に進みません。
意思決定するから前に進むのです。
意思決定した結果の良し悪しはともかく、意思決定して行動した先には必ず何かが得られるのです。
この意思決定が、問題解決において絶対に外せないことです。
意思決定しなければ、問題は解決に向かいません。
意思決定し続けた先に、できないことができるようになったり、困っていたことが解消されたり、実現したかったことが実現するのです。
仕事が思うように進まない、目標が達成できない、というのは、意思決定がうまくできていないということなのです。
でも、意思決定って口で言うほど簡単にできるものではありません。
意思決定力を高める方法
では、意思決定力をどうやって高めたらよいのか。
それがコーチングです。
私たちのようにコーチと呼ばれる者が伴走し、意思決定をサポートし、結果として意思決定力を高める手段をコーチングと言います。
また、企業内で上司部下で行う、部下のためのコーチングの時間を1on1と言います。
意思決定を促し、意思決定力を高めるコーチング・1on1を行うことが、より問題解決のスピードをあげたり、質の高い問題解決ができる人材を増やしていくための1つの方法です。
問題解決とコーチングの最強タッグ
そんなコーチングを取り入れた冒頭の某自治体様の問題解決研修では、まさに問題解決のスピードアップ、管理職の皆様の問題解決力向上をひしひしと感じています。
これは菅生がすごい、というよりも、コーチングと問題解決のフレームの修得によって受講者の皆様のもともと持っている力がますます発揮されてきた、ということです。
意思決定で行動を促す問題解決のフレーム、
意思決定を促し、意思決定力を高めるコーチング、
やっぱり最強タッグだなぁとひしひしと感じています。
あと残り2か月。非常に楽しみです。
文:菅生としこ
菅生としこプロフィール
トヨタ自動車入社時から31年間、企業の成長のための問題解決一筋。
企業で起こる様々な問題を解決しながら、問題解決できる”組織と人材”の成長の両方を実現します。
これが成長し続ける会社をつくる唯一の方法です。