菅生の一言
『チームの成果はマネージャー次第。』
一人でできることには限界があり、多様性に富んでいる方がチームとなることでがいいものができる可能性大。そこで高い成果をあげられるチームに一番大事なのは、「心理的安全性」です。今日の一冊はこちら。
『世界最高のチーム グーグル流「最小の人数」で「最大の成果」を生み出す方法』
Todasy’s センテンス
”心理的安全性とは、端的に言えば「メンバー一人ひとりが安心して、自分が自分らしくそのチームで働ける」ということ。自分らしく働くとは、「自己認識・自己開示・自己表現ができる」ということです”
”「生産性の高いチームの特性」を紹介しましょう。それは次の5つです。
①チームの「心理的安全性」が高いこと
②チームに対する「信頼性」が高いこと
③チームの「構造」が「明瞭」であること
④チームの仕事に「意味」を見出していること
⑤チームの仕事が社会に対して「影響」をもたらすと考えていること”
”グーグルには、チームの心理的安全性を高めるための仕組みがいろいろあります。たとえば、「ワン・オン・ワン」(1on1、1対1)。マネジャーは週1回1時間、必ずメンバーと1対1で個人面談してコーチングしなければなりません。ワン・オン・ワンができないマネジャーは、どんなにチームの成果が上がっていても、評価が下がる仕組みになっています。”
”まず目の前にいるメンバーを人として承認することなしに、チームの心理的安全性を高めることはできない。”
”思考の多様性があって言いたいことを言い合えるチームであればあるほど、意見の対立などがたびたびあるものです。(中略)もめごとが起こるほうがチームにとってよいことだと考えています。もちろん、単なる感情的な言い争いにならないように、建設的な対話になるように、マネジャーがしっかりファシリテーションすることが大事になってきます。”
”マネジャーの仕事というのは、簡単に言えば、チームのメンバーが「また明日も仕事したい」と思ってくれるように、個人個人と接することに尽きると思います。(中略)一番大事なのは、「良質な会話を積み重ねる」ということ”
出典:『世界最高のチーム グーグル流「最小の人数」で「最大の成果」を生み出す方法』
著者:ピョートル・フェリクス・グジバチ