万協製薬株式会社。

三重県多気町という山あいにある人口約15,000人の町にある従業員130名の会社。

2009年日本経営品質賞を受賞、松浦社長は2011年カンブリア宮殿に出演、地元の相可高校と共同開発でスキンケア商品を多数商品化、などなど常に話題を提供している。この3月8日も朝日新聞さんに記事が掲載された。

万協製薬様 朝日新聞3.8

しかも事業は20年で100倍に成長しているという。その理由の一つは、OEMではなくODM。委託者のブランドで製品の設計・生産を行っていること。

そして権限委譲だ。前にブログでも書いたが、権限委譲が進めば進むほど、スピードが早くなり、やる気もあがる。それをサポートしているのが万協さんの様々な取り組みだ。

・社内の一室にある漫画を借りたい放題

・社内にジムがある

・大学に通う費用を半額補助する

・社員が社外のセミナーに行きたいと言えば、快諾

他にも社員のための取り組みが盛りだくさんだ。

根底にあるのは松浦社長の想い。

阪神淡路大震災で被災し、到底理解できないような苦難を乗り越えてここまでこられている。(詳しくは万協製薬様ホームページカンブリア宮殿の映像などご覧ください)

松浦社長はこうおっしゃった。

 

「もし君がこの会社に勤めていなかったら、もっとよい人生を送っていたのではないか」

 

常に心にそう問いかけながら、社員に、社会に必要とされる会社を目指していらっしゃる。

社員の皆さんと松浦社長の会話は、本当に尊敬する上司と信頼しきれる部下との会話だ。部下の方は社長の機嫌を損ねてはいけないからお世辞を、とかいう概念は一切ない。言うべきこと、言いたいことを言い合いながら、しかし、お互いに人としての気遣いをもって接している。最高の上司と部下像だと感じた。

弊社で展開している人にやさしい企業様を対象に「社員とその子ども支援サービス」をこのような万協製薬さんで導入していただけることになった。

万協製薬さんには、これ以上社員様へのサービスは必要ないのではないかと思いながらご提案させていただいたが、「よしやろう!」と即答していただいた。

このような松浦社長、万協製薬で働く社員様は、本当に幸せだろうなぁと心から感じた。

そして松浦社長の想いを形にすべく、万協製薬の社員とそのお子さまへのプログラムを提供させていただける弊社も本当に幸せだ。

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