先日、ゴルフの練習に連れて行ってもらった時のことです。
*ゴルフをしない方にはわかりにくい例でごめんなさい。
先月、うちの社員にドライバー(ゴルフボールも最も遠くまで飛ばせるクラブです)を見繕ってもらって購入したはいいけれど、ゴルフコースに出るまでに一度も練習できずじまい。案の定、買ったばかりのドライバーは全く使い物にならず。(ティーショットもすべて5番アイアンでした)
その時一緒に回ってくださった方が見るに見かねて、練習に連れてってくれることに♪
そして練習場へ。
まずはアイアン(ドライバーより短いクラブなので、打ちやすい)から練習。
80球くらい打ったところで、いよいよドライバー。
「ちょっと打ってみて」
と言われ、打ってみるが
全く当たらない。
正確には、当たることは当たるけれど、いい当たりとは程遠い。
ちょろちょろっと50ヤード、そしてへなちょこな球威、当たった手ごたえも全くない。
2球くらい打ったところ
ゴルフボールと自分の距離と位置をちょこちょこっと教えてもらった。
「じゃ、それで打ってみて」と。
何とも違和感。今までとは明らかにスタンスが違う。
でもとりあえず打ってみる。
なんと、めちゃめちゃいい当たり!!!
久しぶりの気持ちの良い当たり。
アイアンとは全く別世界のスポーツをしているかのような気持ちよさ。
その後も何度もその状態を覚えようと、同じ距離感、同じスタンスでボールを打つ。
私ってこんなにうまかったっけ?
と自分でも驚くほど。
私ってすごい!!!と勝手に勘違い。
しかし本当に気持ちがいい。
これはまさに部下のスキル上達をはかる上司の手腕。
「部下の状態をしっかり観察して把握。そしてどうなったら理想の状態なのか、理想を把握。その上で、何が足りないのか、どこを変えたらうまくいくのかを確認。そしてその変えるべき点を変える方法を伝える」
「頭でわかるだけでなく、できるようにする、そして常に無意識でしている状態になるまで定着させる」
まさに、この2段階を味わいました。
1段階目は、氷山モデルと言います。
「問題を把握し、今までのパターンを把握し、構造のどこを変えればうまくいくのか確認し、構造を変える」こと。
2段階目は、ホメオスタシスの階段を登らせてもらいました。
「知らない→知っている→やってみる→わかる→できる→している」までの階段です。
素晴らしいコーチング・コンサルティングをしていただきました。
その時こんなことも思いました。
自分のこと、自分の組織のことは客観的に見ることが難しいということ。
第三者の目線があることで、格段に問題解決のスピードがあがります。
しかもゴルフの知識も経験もほとんどない私が一人でうまくなろうと思えば、相当な場数・経験を積み、相当な失敗を重ねてようやく一筋の光が見えてくるのだと思いました。
スピードと効果の両方を求めるのであれば、
知識や経験を持った第三者に問題解決を一緒にしてもらうのは大事だなぁと改めて思った出来事でした。
Hさん、本当にありがとうございました。
そして。
弊社では、氷山モデルのパターンを見極め、構造を確認し、問題をスピーディに解決する知識や経験を持ち、ホメオスタシスの階段を登る方法も熟知しています。
実現したいことがあるという企業様、社長様。
弊社が第三者として、理想の実現に向けてお役に立てましたら幸いです。
いつでもお待ちしています。
菅生の辞書に、「できない」という文字はありません(笑)
そして。早くゴルフコースに出たくてうずうずしています。
ゴルフのお誘いも大歓迎です(笑)
追伸:菅生のドライバーをセレクトしてくれた弊社の社員のAは、元プロキャディ。40代以上のゴルファーなら9割の人が知っている有名プロゴルファーのツアーについて回っていました。キャディとして中日クラウンズでの優勝経験もあります。詳しくはまたの機会に。