弊社にお問合せ・ご要望をいただくTOP3のうちの1つが
「社員の問題解決力をあげたい、社員が自分で考えて行動できるようになってほしい」
です。
これは企業にとっては究極のご要望です。
マーケティング専門会社であっても、
IT系企業であっても、
小売業であっても、
商社であっても、
製造業であっても、
どのような企業であったとしても、
社員が自分で多面的に、先々のことを、深く考えることができたら、
社員は
・判断するには情報が必要だと気づき、
必要な情報を集めようと努力するでしょう、
・どんな情報が必要なのか、真剣に考えることでしょう、
そして、
そもそも何をしなければならないのかを考えることでしょう。
また、
この仕事をやり遂げるには、
・誰かに協力を依頼することが
必要だと気づき、他者を巻き込もう
とすることでしょう。
挙げればキリがありませんが、
このように、
自分で考え、判断し、行動できる力というのは、
どんな仕事においても重要
なのです。
しかし例外があります。
「言われたことを言われたように
考えたり判断しなくていいから
とにかく手を動かしてくれればいい」
という場合は、
考えて判断し動ける人材に
なってもらっては困りますので、
問題解決力は不要です。
平たく言えば、
「俺の言う通りやっていれば間違いない!」
という場合です。
上司の判断が唯一絶対であるならば、
上司の手先足先となって文句言わず、
働く社員が必要です。
あなたの会社は
上司・社長の意見が絶対で、その通りやっていれば
成功する可能性が高い会社ですか?
それとも、
その状態では社長も上司もいつまでたっても
大変なので、社員にももっと自分の意見をもって
考えて判断し、行動できるようになってほしいでしょうか?
世間的には、
後者にしたいという企業様が多いようです。
最近の人気スタイルです。
しかし、あなたがどんな経営スタイルにしたいのか、
どんな企業・組織にしたいのかによって
育てる人材は違います。
世の中で人気のある人材と、
あなたの会社の欲しい人材は
同じとは限りません。
また、
この業務には考える人材が欲しいとか、
このレベルまでは考えることができる
人材がほしい、
など様々なケースも考えられます。
あなたが
本当に欲しい人材はどんな人材ですか?
どんな仕事にどんな人材がほしいですか?
どのように採用しますか?育てますか?