これは、多くの教育ご担当者様の悩みではないでしょうか。
基本的に、研修は「知識を得て、やってみる」ところまでが主眼です。
研修でできること
研修では、
知らない→知っている→やってみる
辺りまでであることがほとんどです。
時間的な制約、人数的な制約、教育担当者様からの要望など、
様々な要因が絡まってそのような結果になることが大半です。
長期にわたる研修の場合は、
やってみる→わかる→できる→している
の「やってみる→わかる」を行ったり来たりしながら、
変わる受講者も中にはいるかもしれませんが、
基本的には、表面的に変わるだけで、
内面から、心から、本質的に
変容することは期待できません。
なぜなら、先ほどあげたような要因が
それを困難にするのです。
時には、研修内容の大幅変更が必要になることもありますが、
これだけは研修で伝えてほしい、
という内容が盛りだくさんな場合が大半で、大幅変更はきかないのが現実です。
これを可能にしているのであれば、
それは研修という名のコンサルティングですね。
言葉の定義の問題なので、そこはスルーさせてくださいね。
本質的に受講者を変える
本質的な変容を求める場合は、
アクションラーニングとコーチングが必須です。
しかし、研修の組み立てと、
講師兼コーチ兼ファシリテーターの腕次第ですが、
知らない→知っている→やってみる→わかる
までを行うことは可能だと実感しています。
いかに深い気づきを得てもらえるか、その後の行動に繋げられるか
にかかっています。
そして、気づきを行動にうつす機会と時間があり、
フィードバック、コーチングができる・してくれるサポーターが
いるかどうかも大きく影響しています。
受講者の行動変容を期待している教育ご担当者様は
ぜひそんな観点で
「この研修で受講者は本質的に変容しますか?」と
研修の企画担当者や講師に尋ねてみてください。
すぐに「はい!」という返事だけがかえってきたら
どのような仕掛けになっているのか、
聴いてみるとよいと思います。
本当は、教育担当者様は、
「受講者の変容」を求めているでしょうから。
研修は、
CHANGEするCHANCEです!
ではまた。