3月6日、娘の卒業式でした。
コロナウィルスの影響で、一時は卒業式ができないのではないかと思いましたが、森市長、教育委員会のおかげで無事卒業式を執り行うことができました。
これにはきっと賛否両論あるかと思います。

子供の立場で考えると、中学生活3年間で最も大きな、一生心に残る卒業式。これができないことは一生の心残り、きっと大人になってから「RE:GRADUATION」などど、パーティをすることもあったかもしれない。それはそれで面白そう。
でも、この中学3年生での卒業式は今しかない。

親としては、子供の中学生活最大のイベントだけは参加したいという親も多い。これだけ共働きの家庭も増えている中、平日に行うのはどうか、と疑問も残るが、それは横に置き、卒業式で子供の成長を改めて感じることは、これからの親子関係において、新たなページを刻み、新たなスタートを切ることができるため、とても良いことだと思っている。

コロナウィルス拡散防止という観点からすれば、中止をすべき、という声があることも理解できる。

卒業式を行うのか行わないのか、何が正しいか何が間違っているかではない。
それらの判断が下されたときに、一人一人がどのような行動をとるのか、それが大切ではないかと考える。

子供もほとんどマスク着用、お越しいただいた市長はもちろん、教員は100%マスク着用。寒い中、窓を開け、体育館の扉も開けて行っていただいた。
そして殆どの保護者がマスク着用していた。

保護者は卒業式が行われることへの感謝と、その判断をしていただいた方々の顔に泥を塗らないよう(もちろん、自分も感染しないように、という方もいらっしゃるとは思いますが)、一人一人の行動が変わったのではないかと思う。

卒業式は当たり前の行事だと思っていたが、当たり前ではなくなった瞬間に開催できることが感謝に変わる。
それにより一人一人の行動が変わる。
「当たり前」と「感謝」、いつも「感謝」の気持ちを忘れずに行動していきたいと改めて感じた。

お亡くなりになった方々には心からお悔やみ申し上げます。
そして感染された方が一刻も早く回復することをお祈り申し上げます。
一人でも感染者が少なく終息することを願ってやまない。

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