先日、チームビルディングコンサルティングのブラッシュアップ合宿in鳥羽(三重県)に参加させていただいたときのこと。
1泊2日の合宿の内容は、
- 到着次第、かき小屋でかきを食べる
- 夜は飲み会、酒のさかなにチームビルディングゲーム
- 朝5時半からお伊勢さん参り
- 三重県鈴鹿市にある伊勢一之宮の椿大社さんにお参り
- コンサルブラッシュアップやチームビルディングゲーム
という二日間。本当にチームビルディングの合宿ですか?と突っ込みを入れたくなった人もいると思う。
しかし!
はじめてお目にかかるメンバーとの会話はまさにチームビルディング。要するに、「何をするか」ではない、「どれだけ深く関われるような言語・非言語による対話ができるか」なのだ。それを改めて実感した。
二日間の合宿が終わるころには、10年来の友達だったかのような関係性が築けていたように思う(私だけかもしれない?笑)
自分で自分のことを深く知り、そしてお互いが相手のことを知りたい、理解したい、という想いが起こさせる言動・行動、この二つが非常に重要なのだ。
私は、どんな組織であっても組織の活性化、組織力アップ、そして組織の生産性向上のためにはチームビルディングという方法が非常に重要だと考えている。問題解決力向上の研修を依頼されてもチームビルディングの内容を挟むほどだ。そして組織の活性化のコンサルをさせていただくときには、個/個と個の関係性を大切にし、それが自然にうまく機能し合う組織をつくることを目指している。
特別な何かをしなくてもワンチームが出来上がっている組織もある。しかし大抵の場合、全員がチームで活動することやチームとして自分が持てる力を発揮し合うことにコミットし、そしてチームメンバーが力を発揮しやすいような場をつくることにコミットしていなければ、チームとしてうまく機能しない。あなたの組織はいかがだろうか。
組織において、チームがチームとして機能すると、そこで働く社員一人一人がどれほど幸せになるか、計り知れない。なぜなら、自分の力が発揮でき、チーム・組織に貢献し、認められ、自分の存在価値を感じられるからだ。そしてもちろん、そのような組織の生産性が極めて高くなることは言うまでもない。
関わるすべての企業が、そのような組織になるよう、企業様と一緒に取り組むことができたら私のこれ以上の幸せはない。