三重県は、今年からダイバーシティ社会推進課が設立されました。前身は「男女共同参画推進・NPO課」です。
世の中でも、ダイバーシティ社会の実現に向けて様々な取組が昔から行われています。
障がいを持っている方への取組はもちろん、男女共同参画推進、ユニバーサルデザインの普及、新しいところでは、LGBTへの理解活動なども盛んになってきてますね。
とても喜ばしいこと。
私も、三重県の男女共同参画審議会の委員として、三重県が進める男女共同参画に微力ながら関わらせていただいております。
三重県のダイバーシティ社会推進課は、様々な県民向けセミナーも開催しています。先日は、SDGs(「持続可能な開発目標」)のセミナーに私も参加しました。(ちょっとだけ三重県の活動の紹介です!)
ダイバーシティ社会の実現に向けた活動
それは企業のためや組織のためではなく、一人一人の個人のための活動でなくてはならないと私は思うのです。どんなサービスも最終的には個人のためになっていること。
ついつい企業活動をしていると、市場全体や一般的な広いターゲットという塊を見て、そこへのアプローチをしてしまうのですが、塊へのアプローチがいくらできても、個人レベルにまで行き届かなければその活動は無意味。
だとすれば、常に個人の価値観や能力、個性などに焦点を当て、尊重することが絶対に必要。
私は、世界の環境・貧困・人権・平和・開発といった様々な地球規模の課題を解決し、遠い未来まで人間を含めた生物が営みを続けていける持続可能な社会を創造する活動であるESD(「持続可能な開発のための教育」)に非常に共感し、学ばせていただき始めてから6年くらい経ちますが、今も常にESD教育をコアに据えています。
小難しそうですが、そんなことはなく、一人一人が地球、そこに住む生物、一人一人の人間を尊重し、共存し合える社会を創るための教育だと私は解釈しています。
特に私が大切だと思う考え方は、個人の人権や個性の尊重です。
・それにより一人一人の持ち味を活かすことができるんです。持ち味を活かせるというのは、困っている人を助けたり、人の役に立つことができ、それにより喜びを得ることができるのです!
・また、自分や身近な人のためだけでなく、広い視野で誰一人取り残されることなく、資源を分かち合ったり、意見を聞いてもらえたり、主張できたり、自分が大事だと思う考え方を貫くこともできます。
自分も含めた世の中の人々と共に笑い、共に学び、共に生きる喜びを分かち合うこと。
そんな世界を実現したいです!
誰かの一人勝ち社会ではない。
それは、大人も子供も同様、親と子、企業の社長と社員も公平に尊重されるべき。もちろん立場や役割などが違うので、平等ではないですよね。でも人間としては公平であるべきだと思っています。例えば、子どもだからといって親の言うなりにならないといけない訳がない!!!
一人一人がそれぞれの立場でそれを意識することが世の中を変えていけるのではないかと考えてます。私だったら、関係会社様、・お客様・子どもへの意識や行動ですね。
一人一人の変化が世界の課題解決に繋がるのだと。
組織が作る大きな潮流も大切ですが、個人がつくる小さな波紋もたくさんの人が投げ込めば大波をつくれます。
皆さんはどう思いますか?
今日はちょっと大きな話になってしまいました(笑)