日本バレーボール男子、世界大会で46年ぶりの銅メダル。
おめでとうございます。
メダルをとってもとらなくても、いつも楽しませていただいています。
若いころは、川合俊一さん、熊田康則さん、真鍋政義さんなど、
多くのバレー男子選手のプレーをひたすら応援していました。
それ以来、バレーボールは大好きなスポーツです。
そして、今回の石川祐樹選手率いる全日本バレー、本当に素晴らしい試合でした。
試合後、石川キャプテンはこのようにおっしゃっています。
「まだ3位。目標は頂点。そこを狙えるチームになることが僕たちの求めていること」
この言葉を聞いて、スポーツではチームをつくることが当たり前なのに、
なぜ組織ではそうならないのか、疑問に思いました。
頂点というビジョン・目標があり、ビジョンを実現できるチームをつくれなければ
頂点には届かないと私たちはわかっています。
では、企業はいかがでしょうか?
実現させたいビジョン・目標がなければ、社員は動けません。
動けたとしてもバラバラな方向を向いている可能性も高いです。
実現させたいビジョン・目標があっても、それを実現できるチーム・組織をつくらなければ
いつまでも実現しないのです。
一般的には、チームをつくろうとせず、目標を達成しようとするケースが散見されます。
しかし、スポーツと同じで、優勝するぞと目標を共有しても、
優勝を狙える個人のスキルも必要ですし、個人のスキルを発揮できるチーム内での役割分担や、
チームのルールや仕組みも必要です。
仕組みを機能させようと思うとチームの関係性も必要です。
やみくもに目標を達成しようと目標を共有すれば勝手にチームが機能し始めるわけではないんです。
あなたはチーム・組織をつくろうとどんな努力をしていますか?
チーム・組織をつくり、ビジョン・目標を実現したいものですね。
チームのつくり方にもコツがあります。
またお伝えしていきますね。
個人的には全日本バレー男子、これからも目が離せません。
菅生
菅生としこプロフィール
トヨタ自動車出身。組織づくり、人づくりのど真ん中で働いた原体験からはたらくを面白がる達人。
“トヨタの問題解決”を整理体系化し、広く展開。問題解決できる人材開発を行った立役者。
事業の問題解決、人が関わる問題解決、変化成長し続ける組織づくりのための問題解決サポートを得意とする。
問題なくして成長なし!問題があるからオモシロイ!