先日、クライアント先で実施している定例会議にお伺いしました。
参加者は製造現場の主任クラス以下メンバー5人で問題解決会議。
当然、会議の進め方を学んだことはありません。
なのに非常にうまく会議が回っていたのです。
本当に素晴らしいなぁと感動しながらさせていただきました。
なぜ会議がうまく回るのでしょうか。
それは、参加者同士が
『相手が話をすることに素直に積極的に聴こうとしていた』
ことです。
違う言い方をすると、
・なるほど、自分とは違うけどそういう意見もあるよね
・相手の意見は自分には持っていない視点だな
と、相手を尊重しながら、議論ができていたことです。
これは会議において非常に重要なポイントですが、
そもそも相手をリスペクトできているか、ということがベースです。
会議の時にもぜひ、相手を尊重し、相手の意見が自分の意見と違う意見であっても一旦、
そういう意見もあるんだな、この人にはそういう風に見えているんだな、と受け止めてみてくださいね。
それにより、会議も非常に有意義な時間になります。
参加してよかった、話せてよかった、聴いてもらえた、自分も貢献できたかも、
とさらにもっともっと議論が活発になります。
当たり前のことですが、
「当たり前ができていないこと」の代表選手です(笑)
会議、打合せは非常に貴重な時間ですが、有意義な時間にしたいですね。
菅生
菅生としこプロフィール
トヨタ自動車入社時から31年間、企業の成長のための問題解決一筋。
企業で起こる様々な問題を解決しながら、問題解決できる”組織と人材”の成長の両方を実現します。
これが成長し続ける会社をつくる唯一の方法です。