菅生の一言
『成果は話し合いの質が左右する。』
メンバーが二人以上になったらチームです。
チームが成果をあげられるかどうかのカギはここに。
小田理一郎先生の『「学習する組織」入門』では、話し合いの重要性を解説されています。
Todasy’s センテンス
”よいアイデアを生み出すのも、あるいはそのアイデアを効果的な組織行動に転換するのも、そして、行動が結果につながっているのかマネジメントないし学習プロセスを実践するのも、その成果は常に私たちがどのような話し合いを行っているかに大きく依存します”
”さまざまな組織を訪れて観察の機会をいただいた経験からいうと、多くのビジネス組織において、話し合いの仕方について組織だった練習も振り返りも行われていません。しっかりとした理論と技術を取り入れ、チーム学習の能力を高めるための効果的な場とプロセスを設計することが必要です”
”どんなに明確に伝えたと話し手が思ったとしても、聞き手がそれを理解していなかったら、それは効果的なコミュニケーションとは言えません。また、組織内の多くの場面において、コミュニケーションをとる目的は行動をとることや結果を出すことにありますが、もし話し合いをしてもチームで決定した行動をとらなかったり、最終的に求めていた結果や成果が出なかったりしたら、それも効果的なコミュニケーションとは言えないのです”
出典:小田理一郎『「学習する組織」入門』,英治出版
*「学習する組織」とは、目的に向けて効果的に行動するために集団としての意識と能力を継続的に高め、伸ばし続ける組織。20世紀のビジネス戦略に最も大きな影響と与えた一人と評されるピーター・M・センゲが理論を提唱。
菅生としこプロフィール
トヨタ自動車出身。組織づくり、人づくりのど真ん中で働いた原体験からはたらくを面白がる達人。
“トヨタの問題解決”を整理体系化し、広く展開。問題解決できる人材開発を行った立役者。
事業の問題解決、人が関わる問題解決、変化成長し続ける組織づくりのための問題解決サポートを得意とする。
問題なくして成長なし!問題があるからオモシロイ!