2020年4月の新入社員は、様々な不安を抱えながらの入社となった。
新入社員は想像以上の不安を抱えている
2020年3月から4月、
・自分が内定をもらっている会社はコロナで倒産しないか?
・内定もらったが、取り消しになりはしないか?
・入社、即クビになったらどうしよう?
・入社式はあるのだろうか?
今までの新入社員も、
・どこに配属されるのだろうか?
・会社でうまくやっていけるだろうか?
・仕事ができるようになるだろうか?
など様々な不安があったが、それを上回る不安と緊張の連続の中の入社だった。
無事入社できても、
・出社できない
・どんな人が上司なのか、先輩なのか、よくわからない
・オンラインで挨拶しても、人となりはわからない
・新入社員教育もしてもらえない、もしくはオンライン。。。
・会社の人とつながっている感覚は全くない、親近感も感じられない
・内定式で会社に行っただけなので、会社のこともよくわからない
・本当に入社できているのだろうか、社員なのだろうか
と、様々な不安、妄想、入り乱れています。
入社したては働く感覚を磨く重要な時期
この新入社員で入ったばかりの時期は非常に重要な時期で、
・会社とはどういうところなのか
・仕事とはどういうものなのか
・仕事へのスタンス
・上司や先輩やお客様との関係性はこういう感じ
・常に上司や先輩が見守ってくれている
・職場の人とつながっている、会社とつながっている
そういうものが、今年の新入社員には醸成されていない可能性が非常に高い。
こういうものは、入社から数か月の間に無意識で築き上げられるものだから。
だとすると、今年の新入社員には
これから目に見えない溝があるかもしれない。
今までの新入社員よりも更に手厚いケアが必要になる。
それをしないと、愛社精神が養われていないがために
離職が増えるかもしれない。
あまりケアできていない、という企業さんは
一度ご相談ください。
菅生としこプロフィール
トヨタ自動車出身。組織づくり、人づくりのど真ん中で働いた原体験からはたらくを面白がる達人。
“トヨタの問題解決”を整理体系化し、広く展開。問題解決できる人材開発を行った立役者。
事業の問題解決、人が関わる問題解決、変化成長し続ける組織づくりのための問題解決サポートを得意とする。
問題なくして成長なし!問題があるからオモシロイ!