私は、起業して10年、個人事業主から法人設立してから3年が経ちました。
女性ですが、様々な企業の経営者様や人事・教育担当者様と信頼関係を築き、企業様の生産性向上のお役に立てるよう日々精進しています。
そんな私の個人的な話をさせてください。
それは、誰もが名を知る製造業に入社して3年目のある日のこと。私は悔しさのあまり、一瞬のうちに目の前がかすんで見えなくなりました。

こんな会社、絶対辞める!

それは、私が更衣室の自分のロッカーでカバンの中からハンカチを探していた時、何やら更衣室の外で上司の声がしてきました。ちょっと怒気がこもっています。
何かあったのかな?、、、と少し耳をそばだてているとグループの男性メンバーは勢ぞろいっぽい。
今度は大きな声で「あいつにあんなことを言わせるとは何事だ!」と聞こえてきました。
ははん、あの温和な上司をこんなに怒らせた人がいるんだな、と思って話を聴いていると、身に覚えのある話が、、、。
なんと、こともあろうか、あいつ(・・・)は私!!
私は頭がパニックになりました。その瞬間から涙があふれて止まりませんでした。
悔しい!何が悔しいって?私に言いたいことがあるなら面と向かって「君のその態度は…」と教育的指導をしてしてくれたらいいじゃないか、陰でこそこそ怒気がこもった声で話をするってことは悪口にしか聞こえないじゃないか。
しかも、そこにいる男性メンバーたち、3年目の若くてまだまだひよっこの私にいつもはとても優しくいろいろ教えてくれるおじさん(当時の私から見たらおじさんでした。)まで調子に乗って(?)、「おっしゃる通りです。…」と一緒になって上司の意見に共感している。
私の肩を持ってくれる人は誰もいない。
上司だけでなくグループの男性メンバー全員に陰口をたたかれて、悔しくて悔しくて。こんな話を聞いてしまった以上、もう居場所がないと思い、辞めるという選択肢ももちろんあったと思います。
でも私は、悔しくて悔しくて、一瞬「絶対辞める!」と思った3秒後、「今の自分は転職しようにも何の武器ももっていないから、今よりいい会社に転職は無理だ。だったら、ここで今まで以上に頑張ろう」と心に誓いました。

こんなことを聞いても、大したことではないとあなたは思うかもしれませんが、私にとっては一大事でした。

大学に入ってから、自分で言うのも気恥ずかしいですが、どちらかと言えば人当たりが良い、コミュニケーションが得意なのかも、と自覚するようになっていました。
学生時代のコンビニアルバイト中に、お客さんだった別のコンビニの店長から引き抜きされたり、12月の寒いある日、交通量調査のバイトで交差点でじっと座って目の前の車の台数を数えていた時、目の前にとまったバスの運転手さんと目が合い、身振り手振りで寒いですね、などと声は聞こえないけれどおしゃべりしたり。
あっ、その運転手さんは夕方、温かいたい焼きを10個もわざわざ持ってきてくれました。おいしかった!気持ちがとっても嬉しかった!!運転手さん、ありがとう!!!
話がそれましたが、結構上司やグループメンバーともうまくやっていたつもりだったのです。

でも、私の大きな勘違いだったんですね。まったくうまくやれていなかったんだなと実感したのです。
私は人とうまくやれないことを嘆いているのではなく、仕事がしたかったのです。
仕事をさせてもらえないことが私にとっての大きな問題だったのです。

でも、誤解しないでください。私はこれを悲しい物語にしたくて書いているわけではありません。かわいそうだと思って書いているのではありません。そんな必要は全くないのです。
なぜなら、私の話はハッピーエンドで終わるからです。

私の話がハッピーエンドで終わるのは、ある気づきを得ることができたからなんです。私の人生を大きく変える気づきでした。

人とうまくやれないと仕事をさせてもらえないんだ、ということに気づいたのです。
上司が私のどこが気に食わなかったのか分析してみると、私がまだ3年目で大した仕事もできないくせに、仕事をさせてほしい、私にも仕事を教えてほしい、情報がほしい、と散々生意気なことを言っていたことが原因だとその後、気づくことができました。
私に信頼がないから仕事を任せられるはずもないのです。失敗したら僕が責任取るから任せてみよう、などと思えるはずもなかったのです。
今まで散々上司に仕事をさせてほしい、とあの手この手を使ってやってきたことは全く功を奏さなかったのです。それどころか、マイナス効果でしかなかったのです。

大学生のころからバリバリ仕事がしたい、と思っていたのに、組織の中ではまだまだ男女の壁は厚く、男は仕事、女は家庭という価値観が一般的な中、女性でも仕事で信頼される、仕事を任せてもらえる方法を見つけたのです。
今は女性の活躍を推進している企業も非常に多くなってきています。
これを読んでいる皆さんはそんなことはないと思いますが、世の中の男性はまだまだ女性がバリバリ仕事をするのは生意気だ、女性より男性の方が仕事に向いている、女性に仕事を任せるのは心配だ、などと思っている方が多いのも事実です。
そんな中でも、女性が信頼され、仕事を任される方法を発見したのです。
では、なぜ私の方法が素晴らしいのか、お話しましょう。

シンプルで簡単
この方法は、非常にシンプルです。日々の業務を行いながら、簡単に実行できます。いくつか方法をお伝えしますが、その中の1つでも実践すれば、それだけで効果を実感できるでしょう。

誰かが大きな痛手を負うようなことはありません
自分が評価されるようになると、他の同僚の評価が下がるというように、あちらを立てればこちらが立たず、ということはありません。今まで隠していたあなたの良さを上司に見せるだけなので、上司にとっても自分にとっても、WIN―WINです。

いつのまにか上司に信頼されるようになっている
上司にスペシャルな贈り物をする必要はありません。媚を売る、おだてる、おべんちゃらを言う、ごまをする必要もありません。

この仕事がしたい、と言わなくてもあなたに仕事を頼みたくなる
特に男性上司は、あなたの良さに気づき、その良さを自分のために発揮してほしいと思うようになります。男性上司は目標達成することが重要で、目標達成するためにはあなたの良さが欠かせない、と思うようになるのです。

この効果はあなただけが享受できる効果ではなく、周りの人みんなが享受できる効果
あなたはもちろんのこと、あなたが手に入れることであなたの周りの方みんながハッピーになります。あなたが所属する組織が組織として機能するようになります。組織の生産性向上に貢献できます。

実は、この方法は負担が少なくシンプルで強力だということです。どうしてこの方法が効果的なのか?それには理由が4つあります。これらの4つの理由が、このダイエットと他のダイエットとの違いを生み出しているのです。これらがその理由です。

理由1:男性上司だから、女性上司だから、と性別を気にする必要はありません。男性だからこうやって接しないといけない、という今までの暗黙の常識ではありません。男性、女性という性別は関係なく、男女共同参画社会を実現できます。
理由2:上司だけでなく、お客様やお取引先様、先輩後輩同僚にも信頼されるようになります。組織の中で働いていると関係者は非常に多いものですが、どれだけ多くても一度習得してしまえば、自動的に誰からも信頼されるようになります。
理由3:心理学的見地に基づいて構成されているです。人の心理は普遍的なものなので、誰かには効くけど、誰かには効かないということはありません。また今だけではなく、今後一生使える内容なのです。

私はこの信頼を得て仕事を任されるようになる方法をあなたにお伝えするために、女性の生産性向上のための講座をしています。

MAGAZINE
メールマガジン 好評配信中