今年度の愛知県では、来年度から5年間の行財政改革プランを検討する懇談会が開かれています。

先日、中間案がまとまり、発表となりました。
その様子が、NHKで放映されました。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20240911/3000037514.html

今年度はこの愛知県庁の5か年プラン策定に関わらせていただいており、菅生も中間懇談会に出席させていただきました。

5年間の行財政プランは、よりよい愛知県庁を実現するために非常に重要な位置づけです。

詳しくは12月ごろ予定されている最終発表をご確認いただけたらと思いますが、県庁も働き方を変えなければならない時期に来ているため、そのあたりがかなり盛り込まれています。民間企業と全く同じです。

昔は、”県職員なら県民のために粉骨砕身、自分や家族を犠牲にして長時間労働”のような風潮がありましたが、今はそのような時代ではありません。仕事をしなくていいと言っているわけではなく、いかに効果的効率的に成果の高い仕事ができる生産性の高い組織にするかが重要だということを申し上げたいのです。
民間企業と同じで、働きやすい職場、働きたくなる職場にしなければ人材は集まりません。人材確保ができなければ県政は滞ってしまうのです。また県民のための良い県政にするためには、民間企業同様、いい人材の確保に務め、環境改善やDXなどに務める必要があります。

昨今は、どんな組織も人材の確保、人材の育成、組織改革(OSのバージョンアップ)による組織パフォーマンス向上が急務です。
また、県民や県内企業・団体が常にウォッチしているからこそ、県庁の動きが県民や企業・団体に影響を与えることになります。
以上の理由から、愛知県全体をより強く豊かな県にするために、県庁の行財政改革は非常に重要なのです。

具体的に改革を進めるためには、様々なコミュニケーションを今以上にしっかりとる必要があります。コミュニケーションにはいろいろな種類があり、非常に奥深いのですが、より質の高いコミュニケーションが求められることは必至ですね。

先日、その中間案が発表されました。またその際の懇談会の様子がNHKで放送されました。
ご覧ください。

追伸:愛知県のご支援をさせていただけることは非常に光栄に思います。
一方で、三重県はどうなっているのか気になります。

(文:愛知県出身、三重県在住の菅生としこ)

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